図書館九条の会 第16回学習会のご案内
図書館九条の会 第16回学習会のご案内
新聞報道と戦争-神奈川新聞はどう戦争と関わったか
講師:齊藤大起さん(神奈川新聞記者)
日時:2020年3月7日(土)13:30~15:30
会場:日本図書館協会 研修室(2階)>>地図・交通案内(日本図書館協会HPへ)
※資料代として、ひとり300円いただきます。どなたでも参加できます。
今回は、学習会の講師として、神奈川新聞記者の齊藤大起(さいとうひろき)さんをおよびします。
齊藤さんは、戦争への道をひらいてしまう重要な要素として新聞報道があるのではないかと考え、神奈川新聞の文化面に「神奈川新聞と戦争」という連載を始めました。すでに3年間も続けています。メディアが一色になり、その方向に人々を引っ張るようになってしまう怖さが、この連載を読み続けると伝わってきます。
学習会では、新聞記事はもちろんのこと、広告にいたるまで一色になっていく新聞のありさまを具体的に取り上げると同時に、いまの状況は果たしてどうなのか、70年余り前の経験を教訓として生かせているのかといった面からもお話いただく予定です。
<齊藤大起さんのプロフィール>
神奈川新聞社文化部記者。1979年東京生まれ、神奈川県育ち。2004年神奈川新聞社入社。相模原支局、経済部、川崎支局を経て現職。2012年に発表された神奈川県立図書館の再編を巡り、徹底した取材による連載記事(「ホントに知ってた?図書館のこと」)を展開、幅広い人々にインパクトをもたらした。
現在は「神奈川新聞と戦争」のほか、神奈川新聞社所蔵の資料写真を活用した「神奈川新聞アーカイブズ」も連載中。また、鉄道ファンでもあるところから齊藤さん執筆の鉄道関連記事には、社会的、歴史的な裏付けが加わるなど読みごたえがある。